昭和54年04月16日 春の大祭前講 2代



 真の道の心得
 一、神国の人に生れて神と皇上との大恩を知らぬこと。
 一、天の恩を知りて血の恩を知らぬこと。
 一、幼少の時を忘れて親に不孝のこと。
 一、真の道におりながら真の道をふまぬこと。
 一、口に真を語りつつ心に真のなきこと。
 一、わが身の苦難を知りながら人の身の苦難を知らぬこと。
 一、腹立つは心の鏡のくもること。
 一、わが心の角でわが身を打つこと。
 一、人の不行状を見てわが身の不行状になること。
 一、物毎に時節を待たず苦をすること。
 一、まめな時家業をおろそかにし物毎におごること。
 一、信心する人の真の信心なきこと。

 皆様おめでとう御座いました。只今滞りなく親先生ご祭主の元に春の御大祭を仕えさせて頂きました。昨夜ほどから親先生健康が救われませず、とうとう昨夜の前夜祭は使えられないような状態でございましたんですが、おかげを頂きまして皆さん御覧の通り、親先生大変気持ちよく今日の御大祭仕えさせて頂かれました。本当に有り難い事だと思わせて頂く訳ですが、今朝ほどから朝の御祈念にこちらに出させて頂きますのに、起きさして頂いてひょっと置きさして頂いたら、雨がふってるんですねぇ。
 今までだったら今日のような大事な御大祭どうして雨が降るじゃろうかと、先ず思うたじゃろうと思うんですが、今日の雨ばっかりは何か心が心地よいんです。何となく有り難いままにお広前に出らして頂いて、そして親先生の御祈念が終わると同時でしたね、朝の今日御祈念頂いた方はお気づきだったと思うんですが。親先生が御祈念終わられると同時に雨脚がやみました。素晴らしい神様の御演出だなと思わして頂いて。
 そして今日私がもう大変な実感を頂いておりますのは、合楽教会の神格が今日を境に又一段と上がったなと言う感じです。これからまた一段と合楽教会が格が上がった、大きくなったと言う事を実感しながら、今日のお祭を仕えさして頂きました。今朝ほどからあるご婦人のお届けで、今朝親先生と一緒に御祈念しょった時に、神様からお報せを頂かれたのが、ちょうど自分が車で行きよる、三叉路にぶっつかったんだそうです。そして右の道は素晴らしい広々とした道なんだそうです。
 そして左の方を見ますと細い道で、ようやく車が一台通れるぐらいの道幅なんだそうです。そしてそのずぅっと上を見ますと、その左の方向に長者原行という方向表示がでとったそうです。皆さんどう思われますか。そして有り難い事にその広々とした道を行かずに、その長者原行の方を自分はやらした頂いたと言う、お届けを聞かした頂いた。本当に宮崎さんと言うですが宮崎さんおめでとうございます。と申し上げました。皆さん合楽でせっかく信心さして頂くならば、どうでもここの所を分かって頂きたいんです。
 親先生がいつも仰います、照っても有り難いならば降っても有り難いんです。例えばこの様に電気を今使っておりますけれども、プラスもあってマイナスもあって初めて電気が交流するんでしょ。プラスの世界確かに思い通りになった事も有り難いんだけれども、マイナスのせかいいわゆる難儀、問題、いわゆる困ったなっという世界、是も有り難いんです。だなければ拝まれない世界。合楽の世界と言うのはこのプラスの世界も有り難いならば、マイナスの世界も有り難いとした時に始めて合掌できれる世界。
 いわゆる合楽し合える世界だと親先生は仰います。そこを親先生は最近和同十全の教えだと言う事になります。今までの宗教は間違いなくこちらの右の世界ばっかりを教えてきた訳です。難儀は悪魔の仕業としたり、困った事だとして来とる訳です。そうじゃないんです。雨が降るからこそものが育つんでしょ。365日カンカン照りだってごらん絶対物は育たないんです。雨が降るから育つんです。確かに私達の人間の中にですよ、絶対もう困ったと言う事がないとしたらどうでしょうか、人間は馬鹿になりますよ。
 困った難儀だと言う問題があるからそこに、それこそどうした事じゃろうかとして、人間がいろいろ工夫をしたり信心を求めたりするわけです。親先生はそこの事を一切が神愛だと仰る。合楽で信心さして頂く以上ここのところを分かって頂かなければ、合楽で信心しておる値打ちは無いと思わせて頂きます。そして初めて今までの宗教は片手でものを持って来たんです。
 そりゃもう持てるんですある程度のものは。けどさぁこういうもの持てと言うたって持てないでしょうが。両手がいるんです。右も必要なんです、左も必要なんだと言う事を分かって頂きたいんです。昨夜から私はしきりに思うております事は、ちょうどこの春の大祭と秋の大祭と言うのは、半期半期の総決算書をお互いださせて頂く様なもんだと、お互いどうですか黒字だったでしょうか赤字だったでしょうか。
 ひとつもし赤字だと思われる方がありましたら、今日の親先生のお話を頂いて「うんそうだ」と心に合点して頂く、その事が貯金になるんだそうです。どうぞおおいに合点して頂いて頂きたいと思います。その事が大変なお土産になるでしょう。まぁ今日境にまた合楽が一段と大きくなります。その合楽と共にお互い御比礼を頂いて頂きたいものだと思わせて頂きます。只今から親先生のご教話を頂きます。どうぞ大いに合点しながら頂いて頂きたいと思います。
 有り難うございました。